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お客様の声

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ドミニクの証言

一般開業医
ポー市 🇫🇷

« この日は私にとって素晴らしい経験となり、日本への旅の貴重な一幕となりました。

初めての旅行で京都の庭園の美しさに感動し、その魂である禅(知恵、哲学、宗教でしょうか?)をもっと学ぶために、この街に戻りたいと思うようになりました。

禅僧であり哲学教授でもあるピエール・ターラー氏の提案で、道元禅師が最初に建立した寺院である興正寺の禅庭をじっくりと眺めることは、大きな喜びであり、視野の変化、つまり心の開放につながる発見でした。

寺院に座って庭園を眺め、水の音、腐葉土の匂い、緑のシンフォニー、木々や葉に注意を向けると、静けさが生まれます。私たちは感覚が開かれた別の世界に入ります。

ピエールは、この二重の視点が「自然に、自動的に」私たちの精神空間に定まるとコメントしています。私たちは美に心を開きながら、風景の中に溶け込むのです。「内部の空間が外部の空間に自らを招き入れます」とピエールは再び言います。」

僧堂という瞑想専用の寺院の一部で行われる坐禅修行は、この時間をさらに延長します。

私たちは別の空間・時間に入り込み、それぞれの瞬間の独特な風情を味わうよう促されます。俳句に関するカンファレンスは、書くことへの招待状であり、過ぎ去る瞬間のまばゆい美しさというユニークな宝石に自分自身を導びくことへの招待状です。

この,言葉では言い表せない経験により私達は、ただ存在する、するという異なる意識状態に到達することができます。旅行から数週間が経った今も、この特別な雰囲気はピエール老師と吉川老師の言葉の記憶とともに残っており、翻訳されているとはいえ時には理解し難いこともあります。

私はこの旅を禅志向かどうかという以前に、再び経験したい,そしてそれを友人達に熱く語りたいと思っております。

ピエール僧侶と陽気なアシスタントであり通訳、運転手でもあるシャルルに感謝します。彼は宇治川のほとりにある美味しいレストランを選び、オーナーに私達が少し遅れることを伝えてくれました(遅刻は日本では考えられないことです!)このことは、住職である吉川老師との対談がどれだけ意味深く、寺院の朝のツアーが時の経過を忘れてしまうほど面白かったということをお分かり頂けます!
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ドミニク

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